光本さんに聞く。持たざる者が起業家になる場合

「お金がなくても起業家になれるの？」
「資金調達の方法について知りたい」
「光本勇介さんの経歴や評判を知りたい」

光本勇介さんのような有名な起業家等は、新聞や雑誌あるいはネット上で記事が掲載されていることがあります。
そのような人たちに触発され、自分も会社経営者になりたいと考える人もいるかもしれません。
自分が会社経営者になる場合には、一体どのようなことをしておいたらよいでしょうか。

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Contents

1 最初の5年位で会社の規模を急に拡大している場合
2 資金調達について光本勇介さんの見方
3 小さな規模からスタートするのが理想
4 自分でできる事は全て自分で行う
5 疲労度が増すことに加えて、自分の時間が減ってしまう
6 まとめ

最初の5年位で会社の規模を急に拡大している場合

まず、最初の5年位で会社の規模を急に拡大している場合には、確実に資金が豊富にあることを意味しています。
通常は、会社員だった人はいきなりたくさんの資金をその会社に投入するわけにはいきません。
投入する場合でも、それなりの時間がかかってしまうもんです。
例えば、会社員として5,000,000円食べた場合、会社経営をする頃にはかなりお金がかかります。
初期費用だけで10,000,000円以上かかる例も少なくありません。
そうすると、貯金がなくなるだけでなくそれに加えて5,000,000円ほどの借金が必要になることが理解できます。
育った状態だと、かなり厳しい状態になるため、少なくとも初期のうちはあまりお金をかけないようにしましょう。
ただそのような方法だと、3年ないしは5年程度で規模を急に拡大することはできません。
いきなりスタートから3年位で年商10億円位の会社になっているところも多いですが、大抵の場合初期費用が潤沢だったことが考えられます。

資金調達について光本勇介さんの見方

ところが自分の場合はどうでしょうか。
自分自身のことを考えればわかりますが、普通初期費用がそこまで潤沢にあるケースはありません。
頑張って貯金をしたとしても10,000,000円位が限界になります。
では、急に規模拡大した人は何をしているかと言えば、どこからか借り入れをしている可能性が高いです。
金融機関から借り入れをしているのかと感じるかもしれませんが、普通会社を立ち上げたばかりの場合、まず銀行からお金を借り入れることができません。
そもそも借り入れるための担保が存在しないはずです。
家などを担保に入れても良いですが、かなりリスクが大きく会社経営に失敗した場合その住宅自体がなくなってしまいます。
では、いきなり規模を拡大した人たちは何をしているかと言えば、例えば知り合いなどに有名な社長さんなどがおり、その人からお金を借りている場合が考えられます。
あるいは地元の有名な人と人脈があり、その人から多額の借金をしてお金を借り入れている場合があるわけです。

小さな規模からスタートするのが理想

基本的に金融機関から借り入れている場合とは違うため、返済期日等もある程度自由に行うことができます。
場合によっては、半分お金をもらったような人もいるでしょう。
そのような人たちと比べると、通常お金を持たざるものは規模拡大などは早期にできないと考えたようです。
いくら経営手腕があったとしても、最初からそのような考え方で突っ走ると失敗してしまいます。
ではどのように考えたら良いかと言えば、少なくとも最初のうちは持たざるものは小さな規模からスタートするのが理想です。
会社経営といってもいきなり人を雇わなくても良いでしょう。
また事務所なども特になくても構いません。
在庫が必要な商売に関しては、一時的に倉庫を借りるか最近はコンテナボックスなども利用できるため、月額で利用できるそのようなところを意識して借りるべきです。
逆にテナント等を借りた場合、契約が1年契約となっているケースなどもあり、その間解約できる事は難しく、かなり足かせになりかねません。

自分でできる事は全て自分で行う

人を雇う場合も、1人の人間を雇った場合簡単に首を切るわけにもいきません。
もちろんアルバイトならば会社員に比べて首を切りやすいかもしれませんが、それでも恨みを買うようなことをしてはいけないでしょう。
もし家族がいれば、家族等に手伝ってもらうことが必要になるわけです。
それ故、できるだけ協力を仰ぐことが必要になります。
それに加えて、自分でできる事は全て自分で行いましょう。
そのため、かなり忙しくなることは間違いのないところです。
さらには、最も重要なのは会社員でいるならば会社員として勤務をした状態で週末だけ会社を立ち上げると言う形で良いかもしれません。
普段は自分の仕事は後回しにし会社の仕事を行いながら、土曜日と日曜日だけは自分が立ち上げた会社のために時間を使う流れです。

疲労度が増すことに加えて、自分の時間が減ってしまう

このようにすると、1週間のうち休みが全くなくなってしまうかもしれません。
当然かなり疲れるだけでなく、本業にも支障をきたすことになります。
ですが、会社を立ち上げてリスクを取らずに行うと言う事は、別の面でリスクを取らなければいけません。
それは、疲労度が増すことに加えて、自分の時間が減ってしまうことを意味しています。
もしそこまでして本当に会社を立ち上げたいならば、そのような方法で進むのが良いでしょう。
ただ、あまりにも忙しく体力に不安を感じる場合は、かなりスローなスピードで展開をすることが重要です。