皆さん、こんにちは!バンコクでライフスタイルブロガーとして活動している佐藤圭です。
「海外移住って憧れるけど、実際どうなんだろう?」
「バンコクのタワマン生活って、本当に快適なの?」
きっと多くの方がこんな疑問を持っているのではないでしょうか。
実は私も4年前、そんな不安を抱えながらバンコクに飛び込んできました。
そして今、アソークエリアのタワーマンションで暮らす中で、その魅力にどっぷりとハマっているんです。
この記事では、私の実体験を交えながら、バンコクの中心地・アソークエリアでのタワーマンション生活の実態をお伝えしていきます。
なお、バンコクのタワマン選びに関する詳しい情報は、バンコクのタワマンの選び方と人気物件もご参考にしてください。
特に、日本の若い世代の方々に向けて、新しい生活スタイルの可能性を探っていきましょう。
アソークエリアの魅力
アソークのアクセスの良さと交通網
「アソーク」という地名を聞いたことがない方も多いかもしれません。
でも、実はバンコクの交通の大動脈が交差する、超便利なエリアなんです。
BTSスカイトレイン(高架鉄道)とMRT(地下鉄)の2つの路線が交差するアソーク駅。
ここを中心に、バンコク中心部のどこへでも20分以内でアクセスできます。
例えば、ショッピングの中心地サイアムまでBTSで約10分。
観光名所が集まるチャオプラヤー川エリアまでもMRTで15分程度です。
通勤はもちろん、休日の外出も思いのままです。
渋滞知らずの電車移動は、バンコクライフの大きな魅力の一つですね。
周辺のエンタメスポットとナイトライフ
アソークエリアの魅力は、交通の便だけではありません。
エリア内には、若者が求める要素がすべて詰まっていると言っても過言ではないでしょう。
ターミナル21というショッピングモールは、各フロアが世界の都市をテーマにしたユニークな造り。
日本のブランドや雑貨も豊富で、買い物に困ることはありません。
夜になると、ソイ・カウボーイやソイ11などのナイトスポットが賑わいを見せます。
外国人観光客も多く、国際色豊かな雰囲気を楽しめます。
最近では、おしゃれなルーフトップバーも続々とオープン。
高層階から見下ろすバンコクの夜景は、まさに絶景です。
多国籍文化が織りなす街の雰囲気
アソークエリアの特徴として、多様な文化が共存している点も魅力的です。
路上では、タイ料理の屋台と高級レストランが並び立ち。
オフィスビルの合間には、古くからある市場や寺院も。
エリア内には、世界中から集まったデジタルノマドや起業家たちが運営するカフェやコワーキングスペースが点在しています。
彼らとの出会いは、新しい価値観や可能性との出会いでもあります。
例えば私も、近所のカフェで知り合ったシンガポール人のフリーランスデザイナーと、今では定期的に情報交換する仲になりました。
こうした異文化交流の機会が、日常的にあるのがアソークの面白さですね。
街を歩いていると、タイ語、英語、日本語、中国語など、様々な言語が飛び交います。
この国際色豊かな環境は、グローバルな視野を広げたい若い世代にとって、最高の学びの場となっています。
タワーマンション生活のリアル
高層階からの絶景と快適な住環境
「タワマン生活って、実際どんな感じなの?」
これは日本の友達からよく聞かれる質問です。
私が住んでいるのは30階のお部屋なんですが、毎朝目覚めるたびに「ここに住んでて良かった」と感じます。
窓からは、バンコクのビジネス街が一望できます。
夜には無数の光が織りなす夜景が広がり、まるで映画のワンシーンのよう。
雨季の夕立を眺めるのも、なんだか特別な体験です。
室内環境も想像以上に快適です。
天井が高く、開放感たっぷり。
バンコクの暑さも、しっかりした空調設備のおかげで全く気になりません。
セキュリティと便利な設備の充実
タイのタワーマンションで驚いたのは、セキュリティの厳重さ。
エントランスには24時間体制の警備員が常駐。
エレベーターはカードキーがないと動きません。
来客時は、警備室から事前連絡が入るシステムも整っています。
設備面も充実しています。
- フィットネスジム(24時間利用可能)
- インフィニティプール(バンコクの景色を眺めながら泳げます)
- サウナ完備のスパ施設
- 共用のスカイラウンジ
- パーティールーム
- コインランドリー
日本のマンションではなかなかお目にかかれない贅沢な設備が、標準装備されているんです。
コミュニティスペースで広がる人間関係
実は、タワマンならではの面白い特徴として、国際色豊かなコミュニティが自然と形成されることが挙げられます。
共用のプールサイドやジムで知り合った隣人たち。
週末にはスカイラウンジで一緒にバーベキューをしたり、パーティールームでムービーナイトを楽しんだり。
私の場合、同じフロアに住む:
- シンガポール人のIT企業勤務の方
- オーストラリア人の英語講師
- タイ人の若手起業家
と仲良くなり、互いの文化を教え合う関係に。
「海外移住って孤独そう」というイメージを持つ方も多いと思いますが、タワマン暮らしなら自然と交流の機会が生まれやすいんです。
生活費とライフスタイル
家賃相場とコストパフォーマンス
「バンコクのタワマン、家賃高そう…」
実は、これが最大の誤解かもしれません。
アソークエリアの1LDKタイプ(45-50㎡)の家賃相場は:
- 低層階(5-15階):5-7万バーツ(約20-28万円)
- 中層階(16-30階):7-9万バーツ(約28-36万円)
- 高層階(31階以上):9-12万バーツ(約36-48万円)
これって、東京都心の家賃と比べるとかなりリーズナブル。
しかも、これだけの設備が使い放題なんです。
私の場合、会社員時代の東京暮らしと比べると、住環境は格段に向上しているのに、家賃は同程度で済んでいます。
食事やカフェ巡りの楽しみ方
食事に関しては、本当に選択肢が豊富。
予算や気分に応じて、様々なスタイルを楽しめます:
屋台やフードコート:
- パッタイ(焼きそば):60バーツ(約240円)
- グリーンカレー:80バーツ(約320円)
- ガパオライス:70バーツ(約280円)
カフェでの食事:
- ブランチセット:250-400バーツ(約1,000-1,600円)
- サンドイッチ:180-250バーツ(約720-1,000円)
- コーヒー:120-180バーツ(約480-720円)
日本食レストラン:
- ラーメン:250-350バーツ(約1,000-1,400円)
- 定食:300-450バーツ(約1,200-1,800円)
日常生活での便利なサービスと施設
バンコクの生活を快適にしている要因の一つが、充実したデリバリーサービスです。
Grab Food、Food Panda、Linemanなどのアプリを使えば、24時間いつでも食事を届けてもらえます。
スーパーの食材やドラッグストアの商品も配達可能。
また、アソークエリアには日系スーパー「フジスーパー」もあり、日本の食材も手に入ります。
バンコク移住のステップ
アソークエリアへの移住準備ガイド
「実際に移住するとなったら、何から始めればいいの?」
私も最初は不安だらけでしたが、今となっては良い思い出です。
まずは、物件探しのポイントをお伝えします。
アソークエリアで物件を探す際は、以下の点に注目してください:
- BTSアソーク駅やMRTスクンビット駅からの距離
- 建物の築年数(特に10年以内がおすすめ)
- 共用施設の利用条件
- インターネット環境
- 日本人スタッフの有無
物件探しは、現地の不動産エージェントを利用するのがベスト。
日本語対応可能なエージェントも多く、安心して相談できます。
必要なビザと手続きのポイント
バンコク移住で重要なのが、適切なビザの取得です。
一般的な選択肢として:
- ワークビザ(就労ビザ):現地企業に就職する場合
- エデュケーションビザ:語学学校に通学する場合
- リタイアメントビザ:50歳以上で一定の資産がある場合
私の場合は、最初は会社のワークビザでしたが、独立後はビジネスビザに切り替えました。
ビザ取得の際は、必ず以下の書類を準備しましょう:
- パスポート(残存有効期間6ヶ月以上)
- 証明写真(4×6cm)
- 在職証明書や学校の入学許可証
- 銀行残高証明書
初めての海外生活をスムーズに始めるコツ
私が実践して良かった海外生活のコツをシェアします。
まずは、到着後1週間はホテル暮らしをおすすめします。
この期間に:
- エリアの下見
- 複数の物件見学
- 携帯電話の契約
- 銀行口座の開設
といった初期設定を済ませられます。
また、現地のコミュニティに早めに参加することも大切です。
FacebookやLINEのグループには、バンコク在住の日本人コミュニティが多数存在します。
佐藤圭の体験談
バンコク移住のきっかけと初期の挑戦
私がバンコクに移住を決めたのは、29歳の誕生日が近づいていた頃。
「このまま東京で普通に働き続けていていいのかな」
「もっと自分の可能性を試してみたい」
そんな思いが募っていた時、バンコクのIT企業からオファーをいただいたんです。
正直、最初の3ヶ月は戸惑いの連続でした。
言葉の壁、文化の違い、仕事のスタイル。
でも、この環境だからこそ、自分の「当たり前」を見直すきっかけにもなりました。
おすすめのカフェと隠れスポット紹介
アソークエリアには、まだガイドブックに載っていない素敵なスポットがたくさんあります。
私のイチオシは、ソイ23にある隠れ家カフェ「The Coffee Academics」。
香港発のこのカフェは、スペシャルティコーヒーと居心地の良い空間が魅力です。
また、ソイ39の路地裏にある「Hands and Heart」も、地元民に愛される穴場スポット。
タイ人オーナーが営む小さなベーカリーカフェですが、手作りのパンが絶品なんです。
タワマン生活で感じたメリットとデメリット
4年間のタワマン生活を通じて感じた、正直なメリット・デメリットをお伝えします。
メリット:
- 治安の良さと安心感
- 充実した共用施設
- 国際色豊かな環境
- 便利な立地と快適な生活
- 予想以上のコストパフォーマンス
デメット:
- 停電時のエレベーター使用制限
- 共用施設の混雑(特に週末)
- 管理費の値上がり
- 契約更新時の家賃交渉
まとめ
バンコク・アソークエリアでのタワマン生活。
それは私にとって、単なる住まいの選択以上の意味を持っています。
新しい文化との出会い、多様な価値観との触れ合い、そして何より、自分の可能性を広げるチャンス。
この4年間で得た経験は、かけがえのない財産となっています。
もし皆さんが海外移住を考えているのなら、バンコクは本当に魅力的な選択肢の一つ。
特に20代、30代の方々にとって、キャリアとライフスタイルの両面で大きな可能性を秘めた都市だと確信しています。
「でも、やっぱり不安…」
そんな気持ち、よく分かります。
私も最初はそうでした。
でも、一歩を踏み出してみると、意外とどうにかなるものです。
ぜひ、皆さんも自分なりのバンコクライフを探してみませんか?
きっと、想像以上の発見と成長が待っているはずです。
そして何か困ったことがあれば、いつでも気軽に相談してくださいね。
私たちバンコク在住組が、全力でサポートさせていただきます!
最終更新日 2025年5月20日