産業医を活用するメリットは多い

産業医は中々注目されないものの実に頼りになる存在です。
一定規模以上の会社であればこうした医者も珍しいことではないですが、やはりあまり活用されているとは言えないのが実情になっています。
せっかく利用できるのに使わないのはもったいないですから、是非とも機会があれば使ってみると良いでしょう。

Contents

1 産業医に頼むと遥かに格安に健康診断などをしてもらえる
2 設備も充実していることが多い
3 業界病や職業病などについても熟知している
4 産業医がいるような会社のほうが福利厚生的には魅力的
5 夜間までやっていることも多いのが会社専属のクリニックの利点
6 まとめ

産業医に頼むと遥かに格安に健康診断などをしてもらえる

例えば、産業医に頼むと遥かに格安に健康診断などをして貰えます。
会社によってはそもそも利用費用が掛からないということもあるくらいです。
やはり健康はいつ悪化するかわからないですから、こうした医者を利用して定期的に健康診断してもらうのが正解。
通常のクリニックであれば数千円はかかる健康診断も、会社の保険医に依頼すれば数百円で出来るなんてこともあります。
これだけ安ければちょっとした風邪の際や体調不良の際にも、コストを気にせずにかかることが出来るのが利点になっています。
会社で健康診断などをしてもらえば実に便利なこともポイント。
確かに混むこともあるのが難点ですが、職場で健康診断してもらえばわざわざクリニックなどに行く必要性もありません。
このような利点や利便性はやはり見逃せおないところ。

設備も充実していることが多い

設備も充実していることが多いのも利点。
大会社ともなればベッド数もそれなりにあったり、最新設備を備えていることも。
しかし、これはケースバイケースでもあり、ほとんど設備がなくて大掛かりな検査は全く出来ないこともあります。
ほかに、産業歯医者さんがいることもあるくらいです。
会社専属の歯医者がいれば歯石除去などにも実に便利。
格安で定期的に歯磨き指導などもして貰えます。
こうした産業歯医者さんがいることは実に稀ですが、いるようであれば活用しておくに越した事はありません。
そもそもこうした会社専属の医者の主な仕事は従業員の定期的な健康診断です。
こうした健康診断ではデータ管理などもしっかりしていますから、病気の兆候などもより通常のクリニックで健康診断してもらう場合よりも見つけやすくなっていることもポイント。

業界病や職業病などについても熟知している

中でも会社専属の医者であれば業界病や職業病などについても熟知していることも利点になっています。
例えば、営業職であれば精神的に参ってしまってダウンする人が多くなっているくらいです。
このような精神病の兆候などもいち早く見つけてくれるので安心して依頼することが可能。
ちなみに、健康診断してもらってもしも体が悪いことがわかったら上司に通報されるのでは、と考えている人もいるのではないでしょうか。
こうしたことも時にはありますが、医者には守秘義務がありますから通常は患者の意向を最大限に尊重してくれます。
もしも上司に知られたくないような病気がある場合には、黙っていてもらうことも出来ます。
そのため、決して恐れる必要性も全くありません。
ちなみに、常勤なのか非常勤なのかは会社によって異なってきます。

産業医がいるような会社のほうが福利厚生的には魅力的

集団健康診断の際にしか来ないといった産業医もいますが、常に常駐しており色々と相談できることもあります。
こうしたことも転職する会社を見る際にはチェックしておかないといけません。
やはり産業医がいるような会社のほうが福利厚生的には魅力的なことは確かでしょう。
「産業医だと通常のクリニックの医者と比べて腕が劣るのでは」という五回もあります。
これは全くの逆で、会社専属の医者のほうがむしろ腕が良いことが多いのです。
だからこそ会社専属の医者だからといって不安に感じる必要性は全くありません。
実際に会社専属の医者に見てもらう際には、まずは予約も必要になってきます。
かなり混みやすいのがこうした医者の難点ですから、予約だけは前もってしておきましょう。
完全予約制のところもしばしばです。

夜間までやっていることも多いのが会社専属のクリニックの利点

実際に受診する際にはなるべく情報を伝えるようにすることも必要になってきます。
変に健康状態に関して隠し立てしていると、しっかりと診察もしてもらえません。
もしも気になったことがあったら欠かさずに質問しておくことも必要でしょう。
夜間までやっていることも多いのが会社専属のクリニックの利点です。
通常のクリニックがしまっているような時間帯でも問題なく利用していけることもあるくらい。
だからこそ仕事が忙しい場合でも問題なく活用していけます。
これも産業医を利用する利点の一つといっても良いでしょう。
処方箋についてですが、薬局も付属しているようなクリニックを抱えている会社は殆どありません。
そのため、処方箋が直ぐに手に入らないのは使いにくいところかもしれませんが。
しかし、街の薬局に持っていけば問題ないですから、そこまで気にする必要性もないでしょう。
いずれにしてもこうした会社専属医は活用しておくに越した事がありません。