デートクラブとは、男性が気に入った女性を指名してプライベートを一緒に過ごせる大人向けのサービスです。
別名交際クラブとも言いますが、今現在一部メディアでも取り上げられるなど徐々にその認知度が増してきています。
(参考:デートクラブ 東京)
女性は様々な年代の様々な職業から選ぶことができ、大手ともなれば1000人以上の女性が登録されていることも珍しくはありません。
ただ一般的にデートクラブは男性向けのサービスというイメージが強いですが、最近では女性向けのものも僅かではありますが登場するようになりました。
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■利用方法
利用したい男性は、多くの場合でまずクラブに入会をします。
非会員制のところもあるにはありますが、あまりメジャーではありません。
そしていずれも高級志向のクラブが多いこともあり、利用者の男性は経済的に豊かな人が目立つのも特徴的です。
高額なクラブでは、入会料や紹介料だけで10万円以上の出費になる可能性があります。
■女性はスカウトされる必要がある
逆に登録をしてもらいたい女性は、運営会社との面接を通過したりスカウトしてもらう必要があります。
誰でも採用という方針を取る会社は少なく、容姿が原因で不採用となる話もよく耳にします。
その分クラブに在籍している女性の中には、元芸能人や現役のモデルなども含まれていることがあります。
過去にテレビや雑誌で見た人と思わぬ出会いがというのも、一種の楽しみ方なのかもしれません。
冒頭に大人向けのサービスと記述しましたが、決して性的なことを主にしたものではないので勘違いしないようにしましょう。
■男性の目的はさまざま
例えば男性が女性とゆっくり話をしたいときや、エスコートの練習をしたいときなどにも利用されます。
男性の目的はそれぞれであるものの、もちろん女性にも拒否権はあるので無理強いされる心配は要りません。
とはいえプロフィール欄にはスリーサイズが記入されていたり、自分のフェチズムが公開されていることもよくあります。
こうした情報は男性の性的好奇心を刺激するものでもあるので、性的なことが目的で利用する男性が多いことも忘れてはならないでしょう。
■女性には報酬が入る
それから在籍している女性には、報酬も入ります。
これはクラブごとによって違いますが、歩合制の給与システムを取っているところもあれば、男性と直接交渉して受け取るというシステムもあります。
キャバクラなどの水商売のように序列を付けられることはありませんが、やはりデート回数の多い女性はそれだけ収入も比例して多くなる傾向は同じと言えます。
実は私も、かつて半年間デートクラブに在籍していたことがあります。
当時はとある企業で派遣社員をやっており、生活は苦しく月の収入も10万円あるかないかくらいでした。
そんなときに女性誌の広告欄に求人情報が載っていたのです。
すぐに履歴書を持って行ったところ、運良く即採用となりました。
その後はスリーサイズを測ってもらったり紹介用の写真を撮れば、それでもうデートのオファーを受ける立場になるわけです。
■辞めたきっかけは肉体関係を持ったこと
登録したての頃は、頻繁に携帯電話が鳴りました。
週に3回以上はデートをしていたと思います。
一番若くて20代後半、一番上となると60代の男性もいました。
不慣れだったため不満を言われてしまうことはあったものの、多いときは月収が40万円を超えることもあり、私の生活は一気に変わっていったのです。
辞めるキッカケになったのは、男性と肉体関係を持ってしまったことからでした。
最初は絶対にそういうのは無理だし嫌だと思っていた私も、段々稼げる味を知ってしまい欲が出てくると、ホテル向かうことへの抵抗が薄くなっていきました。
そして女性の友人にその話をしたときに、私を強く叱ってくれたのです。
それを機に、私はデートクラブを辞めました。
■在籍するなら自己責任という意識をしっかり持つ
こういった経験者の立場から言えば、登録する女性にとっても大きな誘惑のある場所だと表現できます。
クラブ側は在籍する女性にこれだという決まりを求めない分、色々な行動が自己責任の範囲になるのも知っておかなければなりません。
また利用する男性の方も、のめり込んでしまわないよう自覚を持たなければいけないでしょう。
ちなみにデートクラブでは、いくつかのトラブル例も報告されています。
私も経験したデート内容への不満であったり、あるいは写真で見た女性の姿と全然違うというクレームもあります。
基本的にクラブの運営会社は、男性のニーズに合った女性を紹介することを仕事としていますので、在籍する女性にも男性を喜ばせるテクニックが身に付いていなければならないのでしょう。
もし現在登録を考えている女性の方がいるならば、自らのスキルアップも並行して行うと安心です。
■寂しさを埋め合せる場所でもある
最後に、このクラブには自分の寂しさを埋めたい人なども大勢います。
よく援助交際と一緒にされがちなところはありますが、お金や肉欲以外のことを求めて集う人たちもいるのです。
デートクラブは、そういった人たちを救済するような役割も担っていると言っていいでしょう。
ある意味社会の中で、大きな貢献をしている場所なのかもしれません。
最終更新日 2025年5月20日




