ボタンの反応が鈍い!iPhoneの修理が必要なケース

ボタンが陥没して戻らない!

iPhone7より前の機種では、ホームボタンの反応が悪くなる故障が多く見受けられます。
使用している期間が長くなると物理的なパーツが劣化していくことは避けられません。

iPhoneのなかで、最も使用される回数が多い物理的なパーツはスリープボタンとホームボタンです。
どちらのボタンも、陥没した状態になって戻らなくなるケースが少なくありません。

スリープボタンに関しては、使えなくてもあまり支障を感じない人もいます。
電源のオンやオフをするときに不便ですが、そもそも電源は切らないのが基本だからです。

画面をつけるだけならホームボタンでも行えますし、画面を傾けると自動的につく機能も備わっています。
また、オンに関しては、電源コードを本体に挿入することでも代用が可能です。

それに対して、問題なのはホームボタンが陥没してしまったケースです。
このボタンはいろいろな操作に利用されるので、使えないと困るシーンがたくさんあります。

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実際には押せている場合もあるので要確認

そのため不調を感じたら修理するのが望ましいですが、いったん冷静になってみることも重要です。
劣化によって押している感触を得にくくなっているだけで、実際には押せている場合もあるからです。

それだけ劣化が進むということは、性能の陳腐化も進んでおり処理が遅れているケースも珍しくありません。
つまり押した感触を得られないうえに、反応も遅いので故障していると誤解してしまうケースがあるということです。

その場合はいったん電源を切って再起動してみると良いでしょう。
そうするとメモリが解法されて処理が軽くなるので、ホームボタンがスムーズに反応するようになる場合もあります。

また、単純にバッテリーの充電が足りていないケースもあるので要注意です。
内部で使用できる電力が弱くて、押したときの処理が鈍っているだけかもしれません。

したがってバッテリーの残量が少なければ、とりあえず十分に充電してみるのも有効な手です。

ホームボタンを強く押してみて分かること

反応しないときに多くの人が取りがちな行動として、さらに強く押してみることが挙げられます。
これによって反応する場合もありますが、違和感を覚えるケースもあるでしょう。

もし変な音がするなら、何かがホームボタンの周りに入り込んでいる可能性が高いです。
細かいほこりや砂などが考えられますが、どの場合であっても放置しておくのは良くありません。

ボタンの反応が鈍いのは、それらが生み出す摩擦によって、動きが阻害されていることが原因として考えられます。
現段階ではその程度の被害で収まっていても、時間の経過とともに症状が進行していくリスクもあります。

ほこりや砂が内部のパーツに入り込んでいき、さまざまな支障をきたすケースがあるのです。
それらを完全に取り除くには、iphoneのディスプレイを外さなければなりません。

しかし自分で分解を試みると、コードを切断するなどの二次被害が出てしまう恐れがあります。
たとえ無事に除去できても、元通りに組み立てられないかもしれません。

つまり異音がするケースにおいて、自己解決しようとするのは危険ということです。
素直に専門業者に修理を任せるのが得策です。

使用方法を改めることで症状の進行を遅らせる

そう言われても、仕事の都合などですぐには依頼できない場合もあるでしょう。
とりあえずまだ反応するのであれば、使用方法を改めることで症状の進行を遅らせることがポイントです。

たとえば反応を少しでも良くするために、リソースを使い過ぎないように工夫するという方法が考えられます。
一度にアプリをたくさん起動していると、使用していなくてもリソースを取られてしまうことがあります。

すなわち使っていないアプリは、なるべく終了させておくことが肝心です。
マルチタスクの画面を表示させて、そこから不要なアプリを選んで画面外に向けて指を滑らせます。

さらにできるだけホームボタンを使わずに済む環境を作ることも重要です。
iphoneには、ホームボタンの代わりに使えるアイコンを表示する機能が搭載されています。

設定の画面から起動しておくと、完全に反応しなくなったときの保険にもなるでしょう。
画面のどこにでも配置できるため、邪魔だと感じることは少ないはずです。

信頼できるiPhone修理屋さんに依頼する

アイコンを押した後に複数のボタンが表示されるような機能もあり、そこには複数の機能を割り当てておけます。

以上のような応急処置もあるので、不調であっても使い続けようと考える人もいるでしょう。
しかしその状態がいつまで続くか分からないので、やはり基本的には修理をしてもらったほうが安心です。

状態が悪化するにつれて、元の状態に戻すのは難しくなっていきます。
異音がする場合などを除いて、そもそも原因すら分からないというケースが大半です。

まとめ

素人がやみくもにいろいろ試してしまうと、プロでも原因を探るのが難しい状況になりかねません。
一時的に改善するケースもありますが、たいていの場合は長続きしないので油断は禁物です。

最終更新日 2025年5月20日