注文住宅とは依頼者が住宅会社に請負契約の形で注文する住宅のことです。
住宅会社は依頼者の相談を受けて、住宅の要望・敷地の形状・家族構成・ライフスタイルなどの参考情報を元に、お家の間取り・デザイン・建築スケジュール、資金の計画を提案し、進めていく建築方法です。
注文住宅は言い換えれば、依頼者の夢の家を一番形にできる、建築方法と言えます。
注文住宅で家を建てる場合の住宅会社が依頼者に住宅を引き渡すまでのスケジュールはおおよそ次のようになります。
①相談から請負契約まで
依頼者からの相談を受けプランの提案→敷地の調査実施→予算計画、建設計画の提示→見積もりの提出→資金の確定
この段階で依頼者から同意を得られたのなら建築工事請負契約書を作成し、請負契約が締結されます。
契約後は建築に向けての準備に入ります。
②設計から着工まで
設計間取り図の作成→依頼者との打ち合わせ→建築確認申請の手続き→造成・解体→地盤調査の実施。
打ち合わせの段階で追加の要望などにより工事が必要な場合は、追加工事の見積もり書を依頼者に提出します。
③着工から竣工、お引渡しまで
その後、建築工程の着工に進みます。
構造体が完成後は構造検査の実施→木工事後仕上げ工事を実施し、表示登記を行う→住宅完成後に竣工検査を実施。
ここまで来てようやく依頼者に住宅を引き渡すことが可能になります。
このように注文住宅は完成まで多くの工程を行わなければなりません。
相談から設計が完成するまですんなりと思い通りの設計ができるとは限りません、納得のいく設計ができるまで2~3ヶ月かかることもあります。
契約後に行う建築確認申請では手続きや審査におよそ1ヶ月から1ヶ月半の期間を要します。
着工から竣工までの期間はたとえば2階建てで木造住宅の延床面積が40坪程度の住宅の場合、およそ3~4ヶ月かかります。
これらの期間を合わせると注文から完成までに半年から1年ほどかかることになります。
このように注文住宅は思い通りのマイホームを建てることが出来る反面、完成までには長い期間を要します。
個人にとって注文住宅で家を建てることは一生に一度の大仕事と言えるのではないでしょうか。
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はじめての注文住宅購入レポート その1~もしかして今、住宅が買い時!?
最終更新日 2025年5月20日






