男なら渋くてカッコイイ本革財布のひとつくらいは持っておきたいモノ。
いくら丈夫だからといってキャンバス地の二つ折り財布なんか、デートのときに女の子の前で出したら幻滅されてしまいます。
またスーツなのにデニム地の財布を持っている人なども見かけますが、やっぱり「あちゃー」って感じになりますよね。
大人ならば、ましてや男ならば!やっぱり本革財布でしょ!
■シンプルかつスマートなデザインを
アッチコッチが開いて収納力が抜群というのは小学生男子の筆箱だけで十分!男の財布ならばいかにスマートに取りだせてかさばらないかが重要です。
普段仕事でスーツを着る方ならなおのこと!ジャケットの内ポケットに入る、スーツのポケットが膨らまないスリムな財布を選ぶのがコツです。
■使い込むほどに風合いが増す本革財布
本革財布の良いところは使い込むほどにツヤや表面に独特の風合いがでてくるところ。
ビジネスやフォーマルなシーンでは光沢の美しい新品の財布が似合いますが、こういった財布が使い込まれてくると不思議とカジュアルな装いに似合うようになります。
お財布を着替えてTPOに併せて持ち替えるのもオシャレな人の定番です。
■人気の革素材
・ブライドルレザー
雲のような白い模様のついたビンテージ風の革加工。
ちょっと使い込まれたような風合いが最初からついており、ジーンズで言う所のウォッシュ加工のような存在。
黒革よりもブラウンやブルー、グリーンといった着色のされたモノだとぐっと大人っぽくオシャレに見えます。
・コードバンレザー
馬の臀部中央部の希少な革だけに与えられた「革の宝石」といわれる硬質な革素材。天然素材ながらも妖しい光沢をもちなめらかな手触りが心地よい。
強度も高く長持ちもし、長年使って光沢が落ちてもブライドルレザーのようなかすれた風合いも出てくるために、財布素材として超オススメです。
コードバンを知らない人にはその均等な輝きのために合皮にみられることもあるほど。
・ナポレオンカーフ
光沢はなくフラットで柔らかい肌触りが特徴の革素材。
人の手に触れられることで風合いがでてくるという特徴があります。
逆を言うとヨゴレがつきやすいという特性もありますが、使い込まれた革の風合いが好きという人には特にオススメです。
ちょっと汚れたナポレオンカーフのウォレットがジーンズのポケットなどから出ているとカッコよく見えるから不思議です。
男なら一度は持ちたいコードバンの革製品
■希少性と独特の光沢で人気のあるコードバン
緩く山なりの傾斜を見せる固く厚めの革をピンと張り、まるで液体のような光沢を見せるコードバンレザーの革財布。
筋肉質な動物である馬のさらに臀部中央の革だけをコードバンレザーと呼び、滑らかな肌触りとその深い光沢は素材の希少性とあいまって「革のダイヤモンド」とまで呼ばれています。
革そのものが美しいためにコードバンレザーを使った財布などは外観に凝った意匠を入れないのが定番で、シンプルであればあるほどに吸い込まれそうなほどの美しい光沢が際立ってくるのも特徴です。
そのスタイリッシュさと無骨な黒い輝きは男性が持ってこそ映えるものであり、スーツの胸ポケットからサッと取り出せば男っぷりも一枚か二枚は上がること間違いなし。
男なら一度は持ってみたいと感じさせるがコードバン財布の魅力であり人気の秘密になっています。
■どうせ持つなら長財布がオススメ
コードバンレザーを使った財布というのは、ポーチ型のウォレット・二つ折り財布・コインケース付きのモノ、それに長財布とバリエーションがありますが、コードバンレザーの長所を一番表現できているのはどれになるかと言われると間違いなくシンプルな札入れ、長財布になるでしょう。
なぜならばコードバンレザーはツルっとしていて鈍く光を跳ね返す独特の光沢がウリの製品です。
うっとりとその輝きを見つめたいのであれば面積が小さくなる二つ折り財布よりも、やはり表面積そのものがある長財布がオススメになります。
またコードバンは湾曲した臀部の革になりますが、長財布表面に広く貼られたコードバンにはわずかながらその曲線が残っており、そうした風合いを愛でるにも長財布は向いています。
コードバンは少しもチャラく無いのにカッコイイ、渋さあふれる男っぽさ満点の素材なので要チェック。
ビジネススタイルでもフォーマルでも、そしてカジュアルシーンにも合う、万能すぎる大人の男にピッタリのレザーアイテムです。
最終更新日 2025年5月20日







